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  • 「うはあ~、こりゃあ、大変だぁ~。」

    思わず口に出た。



    唯は、大学の3回生で、同じ大学の男と同棲していたが、半月前に破局となったらしい。

    このアパートは、その男が借りたもので、そこに転がりこんだようだ。

    その日にその男の姿はなかった。

    綾と琴美も来ていて、小物の整理を手伝っていた。



    俺と琢己は、ドレッサーと小さなファンシーケースを運び出しトラックに積んだ。

    しかし、唯の部屋には大物の家具がひとつあった。

    それは、セミダブルのベッドだった。

    本体は分解出来るが問題なのは、2枚ある大きなマット。

    解体した本体を先に降ろし、問題のマットは、男2人と、女3人で、魔の階段を30分もかけて降ろした。

    -------<回想>----





    「はい、じゃあ、そういうことで。・・・」

    「アキラさん、来週火曜日リザーブしたよ!」

    香が言った。

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    「綾も、琴美も、唯も、皆、アキラの雰囲気に飲まれてるじゃん。・・・」

    この連鎖的な女性達の行動にママは確信を持って言った。



    俺が、綾の胸に触った事は許せなかった琢己だが、唯の引越しに綾が来るのを

    聞いたので、琢己の俺に対する敵対心は薄れていったようだ。


    -------<回想>----



    目の前の美里の口は封じた。

    しかし、ちょっと惜しい気もしている。



    「ねえ、アキラさん。

    「来週の火曜日、また遊びに行かない?」

    「あの新しく出来たビルの中のフレンチエスコートしてよ!」

    「アキラさんが来る前に美里ちゃんと、話してたの。・・・」

     香が言った。



    「そっかあ~、じゃあ、美女二人連れて行くかな?・・・」



    「ねえ、美里ちゃん、アキラさん良いって。・・・」

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