一昨年の丁度この頃の土曜日だった。

数年前より、この異常気象により、熱中症の話題はマスコミでも盛んで、水分の補給から、帽子の着用などを呼びかけていたように記憶している。

日中のこの暑さにより、避暑と思い、ある程度の”高さ”の山に車で出かけ読書でもと思って、いざ出かけたのだが、中腹の展望台に一台のバイクが止まっているのが目に入ってきた。


そして、目線を移すと?

そこには男性がうつ伏せになりかけてうずくまっていたのだ!


夕刊フジより!

すぐさま、車を止め、その男性の所に駆け寄り声をかけたが、その男性の意識はもうろうとしていて話す気力も残っていないようだった!


こんな場所で?

携帯を取り出し、アンテナの状態を確認して119番通報したのだが、救急車が出回っていて、すぐに救助にいかれないとの返事。


その救急車の到着までの間、その男性を仰向けにと思ったが、これがものすごく”重い”!

丁度、そのとき、たまたま登山中の男性が一人通りかかり、二人でやっとのおもいで仰向けに寝かせたのだが、一応、応急処置訓練などは習っていたので、まず、呼吸と意識の確認、脈拍など、ひとつひとつを思い出しながら、二人でその男性に話しかけていた。


やっと、携帯に今から行きますと連絡が入ったのが、通報から20分も過ぎたころ、そしてその連絡から10分後、やっと救急車が到着したのだが、そこまでの所要時間がはるかに30分を超えていた。


救急車に乗せられたその男性がその後どうなったかは知らないが、それよりも、僕がその場所に到着するまで数台の車とすれちがったのに、誰も気づかなかったというのが、後々まで気になってしまった。


反対方向からでも、発見できるのに、ほとんどの人は係わり合いになりたくないのだろうか?

もしそうであれば、これは非常に残念な事だと思うのは僕だけなんだろうか?