陰陽師 占い(四)

陰陽師 占い(四)

「この地域の神様がもう一度と、導いたのではないでしょうかね?」

そういって、彼は私の守護霊様と話しているようだった。

「そのようですね。 間違いないです。」

「お宅のように、仏様も神様も備えていて、信じるという事も大切なことですね。」

「あっ、それは私の祖父に教わりました。」

「私は、小さい時から、仏様の前に座ってましたし、これは習慣でしょうね。」

「長く続いている家系のようですね。」

「はい、私で10代目前だとか! でも、これは父が以前少しだけ話してくれただけで、実際記されたものがあるわけではないので、ハッキリとは…」

「でも、過去帳を見ると、百数十年以上も前のようなご先祖様のものがあります。」

「この機会に家系を調べられたらどうでしょうか?」

彼は、こう言ってくれた。

「そうですね、祖父は元々お金持ちの家の生まれだったそうです。 しかし、過去の法律改正で、かなりの土地を提供されたようです。」

「結構裕福だったようです。」

「そんな事ありませんよ。」

「代々受け継がれてきたものですから、ご主人に、それ相当以上のお金で返ってきますよ。」

「そうですかね?」

「よくあるじゃないですか、会社でも大きな人と金を集めていた場所等も、スーパー等に変わっても集客力もあるし…」

「ありますね!」

「工場だった場所に事業拡大により大きなモールが出来たりするのは、やはり、その土地が人を集めるといったその力を発揮してますから。」

「多くのお金持ちでも、3代目になってからその力が発揮されるとか聞きますよ。」

「又、名字というのは力を蓄えてますからね。」

「優しい心をお持ちのご主人なら、これからも沢山の人が支えになってくれるでしょう。」

「私はですね。」

彼は、自分の事を話し始めた。

「商品とかが、、選んで、選んでって…
だからそれを選んでいます。」

なるほどこの話は、風水等の本にも結構掲載されていると感じた。

「そういうものを買うと自然と、私の運も上がります。」

「ご主人は、女性に縁があるでしょ?」

彼は、妻の方を一瞬見た。

「それは、恋愛ということでなく、今日までの人生で、多くの異性が良い縁を運んできてくれてませんか?」

「はい!」

「幼馴染も、クラスの同性・異性の配分にしても異性が多かったですね。」

「小学校の時は、班とかグループになると異性6人、同性2人とかは当たり前でした。」

「今でも、デパートに行き、エレベータに乗ってもまわりは異性ばかりというのがほとんどです。」

「だから、これから先も、ずっとその調子。 数十万人の方に支えていただけますよ。」

「男性は?」

「もちろん! だけど、男性は、異性の半分くらいですかね?」

「ご主人、独立されるような気がします。」

「独立というのは、会社か何かを経営するのですか?」

「多分。」

私は、今日の昼間までの事はすっかり忘れていた。

確かに、1円で株式会社が設立・起業出来る時代になった。
いまは、誰でもオーナーになれる時代だから、これはこれでひとつの話の流れとして興味が沸いてくる…

「九星占いとかはなさらないのですか?」

「今は、まだまだ勉強中のものですから、そのうちに。」

彼は先ほどからレポート用紙をパラパラめくっているけど、かなりの資料も揃えていそうだった。

「あのう? 私の守護霊様はどなたなのでしょうか?」

彼はしばらく黙っていた。

「八人の神様の一人。」

「守護霊様は八人の神様の中のお一人とおっしゃってます。」

ここでピン!とくるものがあった。

私は、ここまで色々なことがあった、今、側にいる妻と結婚する前にも、当然多くの事を経験させられた。

出雲の神様といえば、国内にも多く祭られている。

そして、縁結びの神様でも有名だし。

妻と、交際中にあった事由のひとつひとつクリアして行く途中で、ある時に出雲大社に妻と小旅行をかねてドライブに出かけたことがある。

そして、参拝してから1週間後、一瞬のうちにプラスに転換された事があった。