危険物分類と性質

危険物分類と性質

危険物の分類は、第1類から6類まであって、それぞれは、固体、物質、そして各液体別に区分されています。

また、この第1類から6類それぞれ類別の性質をここに記載しています。

危険物スキルアップ
危険物概要
元素記号
危険物第4類
危険物第1,2,3,5,6類

 

 

 

 

第1類

  酸化性固体
不燃性物質

他の物質を酸化させる。

 

第2類

  可燃性固体
可燃性物質

燃焼速度が早い。

 

第3類

  自然発火性,禁水性物質
不燃性物質

可燃性ガスを発生し燃焼

 

第4類

  引火性液体
可燃性の固状物質もある。

引火し易い

 

第5類

  酸素含有物質
可燃物質

自己燃焼を起こし易い

 

第6類

  強酸または、強酸化剤
支燃性物質

水との接触で発熱する

 

 

第4類の性質

  極めて引火しやすい。

蒸気は空気より重い

蒸気が空気と僅かに混合しても燃焼する。

着火温度の低いものは危険である。

一般に水より軽く、水に溶け難い。

 

特殊引火物

  1気圧、20℃で液状の物品であって、着火温度が100℃以下のもの。

1気圧、20℃で液状の物品であって、引火点が-20℃以下でかつ、沸点が40℃ 以下のもの。

1気圧、20℃で固状の物品であって、20℃をこえて40℃に至るまでの間に液状となり、かつ、着火温度が100℃以下のもの。

1気圧、20℃で固状の物品であって、20℃をこえて40℃に至るまでの間に液状となり、かつ、引火点および沸点がそれぞれ-20℃以下および40℃以下のもの。

 

第1石油類

  1気圧、20℃で液状の物品であって、引火点が21℃未満のもの。

1気圧、20℃で固状の物品であって、20℃をこえ40℃に至るまでの間に液状となり、かつ、引火点が21℃未満のもの。

 

  第2石油類

 

  1気圧、20℃で液状の物品であって、引火点が21℃ 以上70℃ 未満のもの。

1気圧、20℃で固状の物品であって、20℃をこえ40℃に至るまでの間に液状となり、かつ、引火点が21℃以上70℃ 未満のもの。

 

  第3石油類

 

  1気圧、20℃で液状のものであって、引火点が70℃以上 200℃未満のもの。

 

第4石油類

  1気圧、 20℃で液状のものであって、引火点が200℃ 以上のものである。

 

第1類

  塩素酸カリウム

塩素酸ナトリウム

塩素酸アンモニウム

過塩素酸カリウム

過塩素酸ナトリウム

過酸化カリウム
過酸化ナトリウム

過酸化バリウム

過酸化マグネシウム
亜塩素酸カリウム

亜塩素酸ナトリウム

臭素酸カリウム

硝酸カリウム

硝酸ナトリウム

硝酸アンモニウム

よう素酸カリウム

よう素酸ナトリウム

過マンガン酸カリウム

重クロム酸カリウム

重クロム酸ナトリウム

過よう素酸ナトリウム

ペルオキソほう酸ナトリウム

ペルオキソ二硫化カリウム

ペルオキソほう酸アンモニウム

無水クロム酸

二酸化鉛

亜硝酸カリウム

亜硝酸ナトリウム

次亜塩素酸カルシウム

第2類

  三流化リン

五流化リン

七流化リン

赤リン

硫黄

鉄粉

アルミニウム粉

マグネシウム粉

亜鉛粉

固形アルコール

S-トリオキサン

 

第3類

  カリウム

ナトリウム

アルキルアルミニウム

アルキルリチウム

黄リン

リチウム

カルシウム

ジアルキルマグネシウム

セリウム

水素化カルシウム

炭化カルシウム

リン化カルシウム

トリクロロシラン

 

第4類

  二硫化炭素

ジエチルエーテル

アセトアルデヒド

酸化プロピレン

ペンタン

イソプレン

ガソリン

ベンゼン

トルエン

へキサン

オクタン

臭化エチル

ギ酸エチルエステル

ギ酸メチルエステル

トリエチルアミン

アクロレイン

酢酸ビニル

アクリロニトリル

メタクリル酸メチル

アセトン

メチルエチルケトン

ジエチルアミン

アセトニトリル

エチレンイミン

メチルアルコール

エチルアルコール

プロピルアルコール

軽油

灯油

キシレン

クロロベンゼン

エチルメルカプタン

メトキシベンゼン

ニトロメタン

ショウノウ油

酢酸アミルエステル

アミルエーテル

コールタール

テレビン油

スチレン

アクリル酸

ジメチルホルムアミド

氷さく酸

セルゾロブ

クレオソート油

クレゾール

トルイジン

重油

ニトロベンゼン

アニリン

グリセリン

エチレングリコール

ジメチル硫酸

トリレンジイソシアネート

タービン油

フタル酸ジオプチル

フタル酸ジプチル

パーム油

やし油

キリ油

亜麻仁油

いわし油

えの油

とうもろこし油

大豆油

からし油

綿実油

ひまし油

オリーブ油

 

第5類

  過酸化ベンゾイル

ニトロセルロース

ニトログリセリン

ピクリン酸

トリニトロトルエン

アゾビスイソプチロニトリル

ニトロソナフトール

硫酸ヒドラジン

アジ化よう素

アジ化鉛

アジ化ナトリウム

ジニトロソ ベンタメチレン テトラミン

硝酸グアニジン

ジアソジニトロフェノール

メチルエチルケトンバーオキサイド

 

第6類

  過塩素酸

過酸化水素

硝酸

五フッ化よう素

五フッ化臭素

 

 

危険物第4類の液体だけで考えると製造業(製鉄所・製鋼所・自動車製造工場ライン・その他寡占企業製造ライン)の燃焼の原料や設備そのものを作動させる産業機械や油圧機器の作動油、デパートやホテルの空調設備(ボイラー燃料)、自動車エンジン・各摺動部の潤滑剤などの他、身近な一般家庭ではサラダ油にまで広範囲で使用されるため製造業等工場のみならずほとんどの業種で取り扱われています。