油圧装置 圧力制御弁

油圧装置 圧力制御弁

油圧装置の圧力制御弁とはリリーフ弁のように回路の圧力を一定に保つ機器や減圧弁などその後の回路内の圧力を一定にするなど、回路内圧力の制御を目的とする機器です。

油圧制御システム・圧力制御弁

*油圧の仕組みはパスカルの原理が基本
油圧装置は一般機械設備の他ANA,JALなどのジェット旅客機の制御やコマツやコベルコなど建設機械など重機の制御にも使用されています。

回路の圧力が設定圧力になった時、回路の流量の一部または全部をタンクへ逃がす。

 

*合わせて読む

= 油圧ポンプの記事はこちら

回路内の圧力を調整する。

油圧ポンプ圧のコントロールを行う。

 

リリーフ弁

下図ー1,2に『直動形リリーフ弁』を示す。
比較的低圧、小流量に使用する。
圧力制御弁

下図ー1

 

下図ー2はチャタリング室を設けチャタリング防止を図っている。
圧力制御リリーフ弁2

下図ー2

 

 

*合わせて読む

= 油圧アクチュエータの記事はこちら

下図ー3は、『パイロット作動形リリーフ弁』を示す。
パイロット圧により、圧力制御を行う。

圧力制御リリーフ弁3

下図ー3

 

減圧弁
下図ー4に減圧弁を示す。
減圧弁は回路の一部の圧力を制御するものである。
圧力制御減圧弁

 

下図ー4

 

アンロード弁
下図ー5にアンロード弁を示す。
ベントポートの開閉動作により、アンロード、オンロードの切り替えとなる。

圧力制御アンロード弁

下図ー5

 

遠隔制御
下図ー6に遠隔制御弁を示す。
ベントポート利用により、遠隔制御が可能となる。
また、この組み合わせにより、多圧制御も可能となる。

圧力制御遠隔制御弁

下図ー6

 

油圧は高圧を力に変えて重量物の移動や上下またはつかみなどを行うという事をよく考えて置いてください。また、作動油の漏洩等では環境問題にも影響を及ぼします。
これらの取り扱いは十分に気をつけてください。

*油圧装置は一般の機械設備の他にANA,JALジェット旅客機等の飛行機や旅客船やタンカー等の船舶、フェリー等の接岸場所にある桟橋や、ディズニーランドやディズニーシーや大阪USJ等国内の各所にある、アミューズメントパークや遊園地の遊具施設の駆動などに、こういった油圧装置が使われています。
その他、工場では製鉄所、自動車の工場や整備工場、ここで列記するには大変なくらいの場所で、油圧装置は使われています。
・飛行機の油圧装置 → 主翼フラップ・尾翼・車輪の格納 他 自動制御関連
・船舶の油圧装置 → 操舵関連  他 自動制御関連
・製鉄所の油圧装置 → 高炉・転炉・連鋳・圧延設備等
・自動車工場の油圧装置 → テーブル・旋回装置・トランスファーetc
・アミューズメントパークの遊具施設油圧装置 → 昇降・旋回・移動

各図はダイキン資料を参考としています。
ダイキン工業油機インターネットサービス